2016年01月22日

1958 Chevrolet Impala

1958 Chevrolet Impala

1958年型シボレーの最上級グレード「ベルエア」に「インパラ・スポーツ・パッケージ」という名のスペシャルパッケージが設定された。ボディタイプは2ドアハードトップクーペと2ドアコンバーチブルのみということから、1956年にクライスラーのブランドであるプリムスが当時の最高級フルサイズであった「ベルベディア」の「スポーツ・クーペ」モデルをベースにさらに高級化させ販売したスペシャリティー・2ドア・ハードトップ「フューリー」への対抗と考えられる。 ベルエアとの相違点は3連テールランプ、ルーフ後端のエアアウトレット(ダミー)左右クォーターのエアダクト風モール等。 この1958年は、下級グレードのフルサイズとして生産されていた「150」が、「150]同様下級グレードのフルサイズであった「デルレイ」と統合し「150」は1957年を最後に消滅し、1958年からのシボレーの最下級フルサイズは「デルレイ」のみの生産となった。また「150/デルレイ」より上、「ベルエア」より下の中級グレードのフルサイズとして生産されていた「210」は1957年を最後に消滅し後継として1958年から「ビスケイン」が登場した。1957年のシボレーのフルサイズのラインナップは下から「150」「デルレイ」「210」「ベルエア」であった。1958年のフルサイズのラインナップ「デルレイ」「ビスケイン」「ベルエア」と大幅に変わった。

アメリカ車ではフロントウインドシールドとリアウインドウに大型の曲面ガラスを用いたパノラミックウインドウ(ラップアラウンドウインドウの呼称もある)が流行し、それらは見晴らしの良さとスピード感を表現するため、フロントピラーの上側が前方にせり出しており、三角窓は逆台形となっていた。

三角窓は回転角度で換気量を調節でき、走行中であれば、ファンをまわすモーターなどの動力が一切不要で、便利な機構であった。このため1950年代には採用していない自動車の方が珍しいほどに普及したが、1960年代以降廃れていく。


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