2020年09月18日

トヨタ産業技術記念館

トヨタ産業技術記念館

トヨタ産業技術記念館ではトヨダAA型の製造技術に関して詳しく展示されていてコロナの中、行って参りました。

要予約でしたが当日交渉して入場させて頂きました。
行ってみる方は要予約してくださいませ(^_^;)))


トヨダAA型は昭和11年から昭和17年まで製造され1404台作られたようです。

まず驚かせされたのはプレスが無い時代に木型を元に手叩きで薄鋼鈑を叩き成型してボディーパネルを作っていたこと( ゜o゜)

ボディーパネルの継ぎ目はガス溶接とアーク溶接を使っていたようです。

現代の鋼鈑はそれよりはるかに薄いので、熱による変形や歪み防止のため、当時の技術では厚めの鋼鈑が使われたのかもしれません。

ちなみに私のノマドもかなり厚いんです。でもアメリカは多分この時代に既にプレスあります。

当時はアメリカと日本の技術差が50年あると言われていたので正直アメリカの技術がいかに先進的だったか戦争で思い知らされることに。
なんとなくうなづけてしまいます。

トヨタ産業技術記念館


クライスラーのデソート エアフローという車をモデルに、トヨダAA型がデザインされました。

また当時でもアメリカはV型8気筒~16気筒がある中、シリンダーの構造が比較的簡単な直列6気筒エンジンのエアフローが選ばれたのでしょう。

トヨタ産業技術記念館


真似とはいえよくぞ形にしたなぁと思います。大変な苦労があったと想像してしまいます。

トヨタと日産の違いは日産はフォードから製造権利を買って自動車製造を始めたのに対し、トヨタは完全に1から自分たちで始めたこと。

トヨタ産業技術記念館


シートの縫製。
これは当時では豊田自動織機の得意とするところ

トヨタ産業技術記念館


ガラスも自分たちでやっていたんですね( ゜o゜)

トヨタ産業技術記念館

塗装は現代はロボットですけど街の板金塗装屋さんと変わらないかなぁ。
鉄骨の柱は挙母工場の鉄骨を再現されています。
昔の橋の橋脚に使われているような感じですね。
この当時では現代のような重量鉄骨はなかったのかもしれませんね。

トヨタ産業技術記念館


この当時の工作技術で年間200台くらい、1日1.5台くらい?なのかな。
ある意味凄いです。
トヨタ産業技術記念館、興味のある方はぜひ足を運んでみて下さい。
車好きな方にはオススメです。
リーダーズとかをある程度見てから行くともっと面白いかも(о´∀`о)

参考までにYouTubeで トヨタを創った男 も観てみると参考になりますよ






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